中堅としての責任と体調面を考慮したキャリア形成

私は新卒で大手メーカー系のIT企業に就職しましたが、30代で転職を果たしました。私が転職するに至った動機を中心に記します。

 

私は大学で情報工学を専攻しており、ある程度学んだことが生かせるIT企業への道を進むことが出来ました。職種はシステムエンジニアとしての採用です。配属されてから半年くらいは自社でプログラミングやテストの仕事などをアサインされましたが、2年目から顧客先に常駐するという働き方になりました。私の会社は元請けとして直接顧客から受注を貰える力を持っていたため、2年目といえど、プロジェクトリーダ、サブリーダとして顧客の矢面に立ちながら納期までにシステムを完成させる重責を担いました。若い頃からこうしたポジションでの経験をすることは出来たのは40代になった今振り返っても貴重な経験だったと思います。しかし、一労働者としては当時の働き方は決して継続することが出来なかったと思います。

 

転職の動機は、顧客先の文化に常に振り回されて自分自身で働き方を選択する余地が無かったこと、その延長線上として休日出勤、長時間残業が常態化して、怒りとストレスが頂点に達したためです。やりがいは有りましたが、人生の大半の時間を潰さねばならない状況が長年続いたことから、未練は全く無くなりました。退職を告げるときの最後のプロジェクトが大変な状況でもあり、上司に切り出すには相応の勇気を要しました。しかし、転職は決断してそのことを会社に告げるときは決して後戻りはしてはならないと思います。上司や会社は翻意するように引き留めてきますが、その程度で心が揺らぐようなら転職をすべきではないと思います。また、出来る限り転職先の内定を取れてから退職を告げるべきです。転職活動はスムーズに進むとは限りません。私の経験上、心掛けておいた方が良いと思うことです。

 

転職をする動機は人それぞれだと思います。ご自身にとって、何が動機となりうることなのかを客観的に把握することが、実際の行動に移すには大切なことだと思います。


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